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【サンフレッチェ広島レジーナ 1-0 ASちふれASエルフェン埼玉】左山桃子/どんな時も応援してくださるサポーターの存在

……左手は、大丈夫ですか?

左山●大丈夫です。

……手の甲が折れているって聞いたんですけれど。

左山●はい。でも、みんながしっかりとカバーしてくれたんで、私ももう勝つために、チームのために、やるべきことをやるだけでした。

……今日は何としてもクリーンシートで終えたいという思いが、左山さんや呉屋さん、木稲さんらから溢れていました。

左山●ずっとこう失点が続いていましたし、1試合に3失点とかが当たり前のようになってきたので、どうしても、体を張ってでも、みんなで守ろうというのは、ありました。みんな、必死にやったと思います。

……非常に風が強い中でハイボールを守るのは難しい状況だったし、最近はクロスボールからの失点が多かった。どういう意思でクロスに対応していこうと。

左山●触れるボールはとにかく、しっかりと触っていこう、弾けなくてもそらすだけでもいいからっていうのは、練習からもやっていた。そこは徹底してやりましたね。今日は(木稲)瑠那が、ハイボールにどんどん飛び込んでくれていた。みんなで本当に守れたなと感じています。

……80分以降に2度、相手のビッグチャンスがありました。でも木稲瑠那選手と呉屋絵理子選手が救ってくれましたね。

左山●もう本当に、本当に、ありがとうって感じでした。本当に助けられました。

……まだ最終戦が残っていますが、非常に苦しい状況の中で、ホーム最終戦で勝って負われたのは、一つの自信になる。

左山●そうですね。本当にずっと勝てていなかった(3月21日新潟L戦以来)ので。私もホームでやっと勝てたことが、本当に嬉しく思います。

……今日は勝って、サポーターのみなさんをお見送りできたのが何よりですね。

左山●はい、そうですね(笑)

……声もたくさん掛けてもらえたと思うんですけども。

左山●いつも、どんな時でも声を出して応援していただけるので、私たちはどうにか闘えていた。私たちがもっと勇気のあるプレーをして、頑張ってる姿をお見せたいなって思ったので、勝てて良かったです。

 

(了)


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