森島司、チームトレーニングに部分合流。
少し息を弾ませながら、森島司はクラブハウスに戻ってきた。
「モリシくん、ちょっと話してもらっていいかな」
そう声をかけると、「えーっ」と少し大袈裟に返事。
いつもならここで足を止めるのだが、今日は違った。
「ほんま、すいません。今日はほんまにしんどくて」
たとえボソボソとした声でも、いつもなら対応してくれるのだが、この日はそのまま、クラブハウスの方に。
「どうだった、久しぶりにみんなとやったトレーニングは」
足を止めない10番に、そう声をかけた。すると森島は振り返って、「ほんまに、きつかった」と一言言って、一礼。
「足の具合はどう?」
そう聞くと、彼はサムアップしてニコリと笑い、クラブハウスに消えた。
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