【福岡vs湘南】選手コメント

2023年08月30日 22時51分　
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タグ : 天皇杯 • 舘幸希 • 池田昌生 • アビスパ福岡 • 奥野耕平

●舘幸希選手
今日は自分たちのサッカーができなかった。自分たちのサッカーをしてもっと前にアクションしていこうと試合に入ったんですけど、ボールを握られて苦しい展開だったし、自分たちの時間をつくれず、奪ったボールをロストしてしまう場面が非常に多かった。もちろん相手のプレッシャーもありましたが、単純な技術ミスが多かったと思います。
（左センターバックでのプレーについて）今週のトレーニングのなかで左をやる機会が多かったので準備していました。守備のところは左右であまり変わらないですし、攻撃のところで少し難しさを感じましたけど、やるべきことは変わらないと思います。左右どちらもできなければいけないし、もちろん真ん中もできなければいけないし、欲を言えばもっと前でのプレーもできればと思うし、そうなっていかなければいけない。難しい部分はありましたけど、勝利に貢献できなかったのですごく悔しいです。
（福岡について）以前ホームでやったときも自分たちが握っているようで握らされているような感じがあった。自分たちの時間を長くできればいいんですけど、セットプレーの強さもあるし、やるべきことがハッキリしているし、今日は両サイドのセンターバックの背後をシンプルに狙ってきていた。以前の試合とは違って3バックでマッチアップするような形でやってきて、そこの対応ができていなかったと思います。
（スルーパスを何本か通されていたが）奪われ方自体も悪かったし、自分たちの切り替えも悪かった。3バックのあいだにけっこう通されていたので、そこの絞りをもっと外に行かせなければいけなかった。奪われ方が悪かったことがいちばんの要因かなと思います。

●奥野耕平選手
相手がロングボールを使ってくるなかで、先制してから重心が僕とバラくん（茨田陽生）で前半重くなってしまったことがまずよくなかった。前半の失点も痛かったと思います。それまでトミくん（富居大樹）を中心に粘っていたんですけど、完全に崩されてしまった。
（スルーパスを何本か通されていたが）相手にセカンドボールを回収されたあとにバランスが崩れていた場面があった。フリーで繋げるところはヘディングで繋いでいいと思うんですけど、強く跳ね返すことも大事になってくるかなと思います。
（すぐにリーグ戦が来るが）ひとつの大会が終わったので、リーグ戦だけにフォーカスして、崖っぷちの状態である現実を受け止めて、やれることをやっていきたいと思います。

●池田昌生選手
（復帰以降、前向きなプレーが感じられるが）自分がリハビリをしているあいだに思っていたこと、感じていたことを復帰してからピッチで表現しなければいけないなと思っていた。気持ちを相手や味方に伝えるのは大事ですし、自分のプレーから誰かが感じ取ってくれたり、アクションがあればなにかしらリアクションがあるはず。そういう空気をつくるのは大事だと思っています。自分ももっとチームメイトに伝えないといけないし、もっともっとチームがよくなるために犠牲にならなければいけないと感じている。
きついリハビリをやってきた自負があるし、復帰したときにどうチームにプラスになるかを考えてリハビリをしていた。もう天皇杯は終わってリーグ戦しかないから、どれだけ自分の存在を高められるかにフォーカスしていきたいし、それができればチームもおのずと良い状況になるのかなと思います。

reported by 隈元大吾