縦に紡ぎし湘南の

【コラム】「第3回 OKAMOTO CUP」開催!

湘南地域の子どもたちが集うサッカー大会「第3回OKAMOTO CUP」が1月6日、レモンガススタジアム平塚で開催された。

主催した岡本拓也は言う。
「現役のうちに社会に貢献できることはなにかないかなと思ったときに、浦和のときの先輩である宇賀神(友弥)さんがこういう大会を開催していたので、自分も湘南地域のためになにかできればという想いで始めました」

午後に行なわれた交流会では、岡本をはじめ、池田昌生や平岡大陽、鈴木章斗、松村晟怜ら現役選手のほか、ベルマーレOBでフロントスタッフの島村毅さんや猪狩佑貴さん、昨年をもって現役を引退し、この1月にフロント入りした古林将太さん、同じく引退したフットサルの佐藤玲惟さん、またベルマーレOBの秋元陽太さんも駆けつけ、スポンサー企業の方々とともに、子どもたちとのゲームに汗を流した。

「楽しいですね」前回に引き続き協賛した株式会社ドローン・フロンティアの府川雅彦社長は、汗を拭いながら白い歯を見せた。
「岡本選手がベルマーレと湘南地域を愛してくれて、湘南の子どもたちにもっと貢献したいという想いをずっと熱く語っていた。僕も平塚出身でサッカーをやっていたなかで、ぜひ一緒にやろうと、単純にお金を出すだけでなく力になりたいということで、メインスポンサーをやらせてもらうことになりました」

大会を振り返り、岡本はあらためて想いを口にした。
「子どもも選手もスポンサーの皆さんにも交流会に入ってもらい、これだけみんなで夢中になれることはなかなかない。やっぱりサッカーはいいなってほんとに思いました。今後、規模ももっと大きいものにしていきたいですし、湘南全域で盛り上がれるような大会にしていきたいなと思います」

心地よい秋晴れのもと、それぞれに笑顔が溢れる一日となった。

鈴木選手。選手やOBにはサインを求める子どもたちの列ができた

サインに応える池田選手

子どもと話をする松村選手

OKAMOTO CUPでは能登半島地震の啓発活動も実施。交流会をまえに黙とうを捧げた

交流会では参加した全9チームがチーム岡本と対戦

拓殖大学でGKコーチを務めるなど引退後も新たな舞台で活躍を続ける秋元さん。1対1を阻むなど盛り上げた

株式会社ドローン・フロンティアの府川社長(中央)とともに記念写真

ベルマーレの現役選手とOBで記念撮影

reported by 隈元大吾

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ