縦に紡ぎし湘南の

【大宮vs湘南】長谷川アーリアジャスール選手、菊地俊介選手のコメント(3/3)

■第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 準々決勝
12月24日(土)大宮 4-2 湘南(16:00KICK OFF/NACK/10,297人)
得点者:32’泉澤仁(大宮)70′ 菊地俊介(湘南)93’藤田祥史(湘南)111′ 菊地光将(大宮)118分 菊地光将(大宮)120分 菊地光将(大宮)
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●長谷川アーリアジャスール選手
チームとして戦いましたし、最後までみんな頑張った。全部出し切ったなかで、それでも同点に追いつかれたときにいかに耐えられるかだったり、いろんな要素はありますけど、まだまだ自分たちの力が足りなかったところはしっかり受け入れて、これをポジティブに考えなければいけないのかなと、試合が終わったばかりなのでなかなかそういうふうには思えないですけど、そう思えるようにしたいなと思います。ひとり少なかったので、もちろん点を取るためにやってましたし、点を取ってからは落ち着いてやろうと、チームとしてまとまったなかで、追加点を取ることもできたが、相手も圧力をかけてきましたし、ひとり少ないのは言い訳にしたくないですけど、疲労や時間とともに簡単な試合ではなかったかなと正直に思います。ああいうときだからこそ途中から出た僕とかがもう少し時間をつくったりもっとできることがあったんじゃないかなというのはこれから反省しなければいけないのかなと思います。そういうところも含めてまだまだ足りない部分はあると思いますし、この悔しい負けを次に活かすか活かさないかでまた違ってくると思う。ただこのメンバーで1年間、ぼくは途中からですけどほんとにいいメンバーでしたし、ここまでいろんな道はありましたけど、こうやってすごくたくさん応援してくれるファン・サポーターのひとたちもいましたし、苦しいときだからこそまたひとつになれたメンバーだったので、決勝まで行きたかった。そこについてはすごく残念です。ただこれでサッカー選手は終わりではないですし、もっともっと頑張って、この経験を次に活かせるようにしっかりやっていきたいなと思います。

●菊地俊介選手
(ゴールについて)0-1の状況だったので、ボールを前に入れて追い越していったらいいボールが来たので、思い切ってシュートを打ちました。(自分が起点となって最後決めたが)そのシーンは自分が得意としている形ですし、それで点を取れたことは自信になりますけど、それ以外のプレーは今日はあまりよくなかったので、まだまだだと思います。(後半不利な状況になったが)もちろん苦しかったですけど、負けている状況だったので割り切って、前半よりもっと走ろうとみんなで言いながらやっていました。前半0-1で折り返したのもありますし、後半始まった段階で少し大宮さんの足が止まった感じがあったので、そこでひとつギアを上げていこうかなというところでした。(2-1とリードしてから)延長のあれだけ早い時間帯に得点するのはちょっと予想していなかったので、逆に耐える時間が少し長くなってしまった感じで、あの時間帯は難しかったが、延長前半はよく凌げたと思いますし、それを後半続けられなかったのはすごく悔いが残ります。(古巣との対戦について)渋谷さんも知っているので、そういうひとたちの前でプレーできるのは幸せなことですし、また頑張れと言ってくださったので、うれしかったです。(古巣のスタジアムで決めたが)小学校の前座試合でも決めたことないので(笑)初めて決めたかもしれない。すごく思い出に残るゴールだと思います。今季初めてゴールを決められたので、来年に繋がると思います。

reported by 隈元大吾

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