縦に紡ぎし湘南の

【湘南vs山形】レポート:色の異なる前後半にあらためて思うシーズン終盤戦の難しさ。

■2015明治安田生命J1リーグ 2ndステージ第13節
10月3日(土)湘南 0-1 山形(16:04KICK OFF/BMWス/10,254人)
得点者:71’ディエゴ(山形)
公式記録(湘南公式)
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お互いにとって、色の異なる前後半だった。前半、流れを手繰り寄せたのはホームの湘南だ。FW陣がプレスバックを含めて意欲的に圧力をかけ、連動した先でボールを奪えば、リズムよくパスを繋ぎ押し込んでいく。ときに山形がカウンターに転じれば、アンドレ バイアや坪井慶介らDF陣が冷静に対処し、三竿雄斗がオーバーラップすれば菊池大介や菊地俊介が後ろを埋めるといったふうに、攻守に連動しながらチームとして推進力を高めていく。古林将太がゴール前に詰めて狙ったヘディングシュートや菊池が左サイドから切れ込んで放ったミドル、三竿のクロスに大槻周平が走り込むなど、ゴールに迫ったシーンは少なくない。

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