縦に紡ぎし湘南の

【横浜FMvs湘南】レポート:正々堂々、本能のままに

■2016明治安田生命J1リーグ 1stステージ第9節
4月30日(土)横浜FM 0-1 湘南(19:04KICK OFF/日産ス/26,518人)
得点者:48’高山薫
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今節の横浜FM戦を前に、曺貴裁監督は脳の新皮質と旧皮質の話をしたという。
「ここ最近の試合、悪くはないけどちょっとなと思うのは、自分のプレーがいいか悪いか、どこで受けたいかといったことを、やってみるよりもまず頭で考えてから動いていること。脳で言う新皮質のプレーは、理屈上は合ってるんだけど、サッカーの試合では情報が入ったなかで選手自身が瞬時に判断する、旧皮質の部分でプレーすることが大事。これは僕の言い方もあるんだけど、情報に捉われ過ぎてしまって、行けると思ったボールを取りに行かなかったり、パスを出せるのに横に逃げてしまったり、全部ではないけど少しあることで、我々のよさがゲームのなかで見えづらくなっていた。そういう考え方の話は選手にしました」

旧皮質のプレー、言い換えればサッカー選手としての本能をむき出しに、プレーに気持ちを込めて、彼らは目の前の相手に挑んだ。

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