ニイガタフットボールプレス

【明治安田生命J1リーグ第1節・鳥栖戦後の選手コメント】


明治安田生命J1リーグ第1節/サガン鳥栖 1-2 アルビレックス新潟
■2024年2月24日@駅前不動産スタジアム
■得点者/[鳥栖]福田晃斗(5分)、[新潟]谷口海斗(45+3分)、新井直人(54分)

試合開始早々に先制された2024シーズンの開幕戦。しかし選手たちは焦ることなく、スタイルに徹しながら次第に状況をコントロールしていく。前半終了間際に谷口海斗の豪快なゴールで追いつくと、勢いを加速させた後半、CKから新井直人の逆転ゴールが決まる。終盤は鳥栖の反撃に押し込まれる場面もあったが、守備の集中力は最後まで途切れることなく、勝利をつかみ取った。目標に向けてすばらしいスタートを切った試合後の選手コメントをお届けする。

長谷川元希「良い状況で試合に入れた。チームのみんなに感謝している」

――交代出場して10分ほどはなかなかボールに触ることができませんでした。

「自分にもそういう感覚はありました。ただ、試合の状況にもよりますし、相手が攻勢に出てきた時間帯でもあったので、ある程度は仕方ないです。自分としては、ボールに触る機会が増えたところで存在感を示そうと思いながらプレーしていました。そこは少しはできたのかなと思います」

――実際、決定的なヘディングシュートもありました。その少し前、ボールを左のスペースに逃がすようにしてタッチライン際でキープした場面が『ミスタッチかな?』とも思ったのですが、もしかするとバックスピンをかけてボールをコントロールしましたか?

「あまり覚えてないです(笑)。でも自分でミスと感じるようなプレーはなかったので、おそらく意図的にやったのだと思います」

――新潟の一員として初めてプレーした試合で、しっかり勝ち切ることができました。

「外から見ていて前半はあまり良くなかったですが、前半の戦いがあったからこそ、後半、相手はバテたのだと思います。チームのみんなに感謝しないといけないですし、リードしているいい状況で試合に入ることもできました。

難しい試合ではありましたが、開幕戦で勝ち切ったのは大きいです。J1は一試合、一試合がタフになると思います。来週もとてもやりがいのある相手ですし、今日の勝ちを無駄にしないよう、また準備していきます」

――チームが高い目標を掲げたシーズンが開幕しました。

「良いスタートを切ることができましたが、まだまだ改善点はあります。もっとゴールを決められるシーンもありました。より試合を楽に進められるように、今日見えた課題を修正する1週間にしなければなりません。

ただ、1試合ずつ勝ちを重ねていくことで、ラスト10試合、5試合となったときに優勝が見えてくると思うので、まずは目の前の1試合にしっかり勝っていきます」

(残り 3000文字/全文: 4124文字)

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