ニイガタフットボールプレス

「輝きのビルドアップ」【頼もう!感想戦feat.杉園昌之】~明治安田生命J1第33節・横浜F・マリノス戦vol.3~

Jリーグは浦和レッズを中心に取材するスポーツライターの杉園昌之さん。それもあって今回、日産スタジアムでダイレクトに接したアルビレックス新潟のサッカーは、いっそう鮮烈だったようです。横浜F・マリノスの高強度のプレスを受けても動じない新潟のビルドアップと、それを成立させるタレントたちに驚きの連続となりました。

■プレスに食われずボールを運ぶ

――横浜F・マリノス戦でグレートセーブを連発した小島亨介選手。ミックスゾーンでは、どんな表情でしたか?

「泰然自若そのものでした。あれだけの好プレーをしながら、浮ついたところはまるでなく。

小島選手より先に高宇洋選手がミックスに出てきて、取材対応していたんですよ。そこに小島選手が姿を現して。高選手に『はいはい、今日の主役の登場ですよ~』といじられてましたね。

本人、ちょっと照れ笑いを浮かべつつ、僕らメディアに対応するときには至って落ち着いた表情で。いくら取材陣が好プレーを褒めても、『いやいや』『まだまだ』『満足していないし、反省すべきところ、修正すべきところがたくさんあります』と繰り返していましたよ」

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