ニイガタフットボールプレス

「メソッドとフィロソフィー」【レディース】~橋川和晃監督インタビューvol.2~

前所属のFC今治で、『岡田メソッド』を構築する中心的な役割を果たしたアルビレックス新潟レディースの橋川和晃監督。今年の7月、新潟にやって来て、すぐに「メソッドがフィットする」と感じたといいます。もともとのポテンシャルとの化学変化によって、チームはWEリーグカップで躍進することになりました。

■選手たち自身でいろいろなものを乗り越えてくれた

――新潟レディースのメソッド。わくわくしてきますね!

「私はここで、『岡田メソッド』のすべてを使っているわけではないんですよ。『大きな流れのところ、それからフィロソフィーは使わせてください』と岡田さん(岡田武史FC今治会長)にはお伝えしました(※)。フィロソフィーについても、最終的には新潟レディースに合ったものをつくっていければ。

プレーモデルを基にサッカーをする。フィロソフィーを基に考え方を高める。これが岡田メソッドのベーシックな考え方です。それを、自立した選手による自律したチームづくりにつなげていく。まさに今、新潟で私が実践していることでもあります。ただ、新潟レディースにアジャストするように心がけているので、岡田メソッドをそのまま使っているわけではないんです」

(※FC今治ではENJOY、OUR TEAM、DO YOUR BEST、CONCENTRATION、IMPROVE、COMMUNICATIONがフィロソフィーとして掲げられ、トップチームからアカデミーまで共有されている)

(残り 1683文字/全文: 2293文字)

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