「長倉幹樹選手は意外性がありすぎる。ちょっと底が知れない」【頼もう!感想戦 feat.北條聡】~第29節vs川崎フロンターレvol.7~
長倉幹樹選手、そして太田修介選手。後半、途中出場して存在感を放ったアタッカーたちが、シーズン終盤になってさらにチームの選択肢を広げてくれはずだと、北條聡さんは見ています。
■あの発想とプレーは急には身につかない
――途中出場した長倉幹樹選手のプレーは、やはり印象的でしたね。後半アディショナルタイムには、トラップからヒールリフトのようなボールコントロールで寄せてきたジョアン・シミッチ選手をかわし、三戸舜介選手、太田修介選手が立て続けに狙う決定機をつくりました(90+4分)。福岡戦(第24節○1-0)で取材した島田徹さんは、ポジティブな意味を込めて、プレーの“変態性”を称賛していましたよ。
「まさに島やんの指摘の通りだよね。アビスパ戦でも松田詠太郎選手のパスを受けて、意表を突くループシュートを狙ったりさ。見ていてびっくりさせられるんだよね。『ここで、そのプレーですか?』って。俺たちが持ってるサッカーの常識を、軽々と超えちゃうところがある。
でさ、ああいうプレーをおそらく無意識にやってるんだよ。体が勝手に動いちゃうんだと思う。誰かが長倉選手に教えてできるようになったというより、子どものころからそうなんじゃないかな」
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