ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦 feat.北條聡】~第8節vsアビスパ福岡vol.6~「アルビのボランチ概論・その1」

チームはすでに第9節・鹿島戦を戦い終えているが、その前の福岡戦についての北條聡さんとの対話がもう少し続く。ここからは試合から離れたスペシャル編。まずは、北條さんによる「新潟のボランチ論」を聞いてみよう。

■それぞれが発揮する能力と存在感

――以前から、一度、話をうかがって整理したいなと思っていたのが、北條さんによるアルビのボランチについてなんです。高宇洋選手、島田譲選手、秋山裕紀選手、星雄次選手が主軸で、今シーズンはここに吉田陣平選手が食い込んできつつあります。それで主軸の4人なんですが、実はそれぞれタイプが異なり、顔ぶれは多彩です。

「そうだね。高宇洋選手は新潟のボランチの中でも、他にちょっといないタイプ。それが俺の基本的な認識だね。ボランチの中ではボールを刈り取る力を一番持っている。ブライトンのカイセドみたいな存在といえるんじゃないかな。

俺はカイセド大好きなんだよ。彼のように高選手は奪う力を持ちながら、しっかりピボットの位置でボールをさばくことができる。高選手は、もともとボール奪取能力が高かった。そして、ボールのさばきもどんどん良くなってきているからね。彼の存在は非常に大きいし、もっと評価されていい。今なら1枚でもいいくらいの感じになりつつある」

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