ニイガタフットボールプレス

【Voice of the Pitch】~千葉和彦インタビュー~vol.3「僕が願っていること」

自信に満ちたその縦パスが、新潟の攻撃サッカーを躍動させる。ベテランの域に達してなお成長を続けるセンターバックは、昨年アルビに戻り、J1昇格を果たした今、何を思うのだろうか。

■誇りとともに

――千葉選手の今季ということでいえば、夏場にコンディションを崩した時期がありました。7月、聖籠に取材に行ったときも、安野努フィジカルコーチとマンツーマンで状態を上げていましたね。

「最初はぎっくり腰で(戦列を)外れたんです。それで1カ月くらい、プレーできなくて。治って試合に出ても、なかなかコンディションが戻り切らなくて、若干苦労しましたが、今はもう全然大丈夫です」

――そのあたり、去年のフル稼働で蓄積した疲労の影響もありますか?

「うーん、そればかりは何とも言えないですね。ただ去年と今年とを比べると、今は全然疲れてないです。今ね、新潟に戻ってきてから一番、コンディションがいいです! この2、3週間、本当にベストの状態ですよ」

――おお、節制と鍛錬の賜物ですね!

「そういう部分もありますし、ローテーションもあると思います。ローテーションに関しては監督が決めることですから、自分としてはどの試合にも100パーセントの準備をしながらここまできました。その上で、出番を与えられた試合でしっかりパフォーマンスを発揮する。そこに集中してやれましたね。その結果、今はまったく疲れてないっす!」

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