ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J2第32節・ロアッソ熊本戦vol.2~「今のアルビのすごいところ」

自分のユニフォームを着用してビッグスワンで熊本戦を観戦し、気分がとてもアガったという成岡翔さん。チームの完成度を目の当たりにして、うなりっぱなし、感心しっぱなしです!

■もしもこれがJ1なら

――右のシマブク・カズヨシ選手、左の小見洋太選手と若い2人が攻守で奮闘し、エラーもときに起きましたがが、周りの先輩がしっかりカバーして盛り立てる。好循環が続いた熊本戦でした。

「チーム全体の関係性がすばらしかったですね。ただ、僕が少し物足りなく感じたのはボランチのパフォーマンスです。運動量が足りなかったわけではありませんが、相手ゴール前に関わっていく部分がいつもに比べると少なかったかな、と。その分、前で選手の距離が遠くなって、スムーズにボールが回っていかないところがあったかもしれません」

――相手の中盤、特に河原創選手に自由にボールを持たせないよう、連係して対応する必要があったことも影響したかもしれませんね。

「河原選手を厳しくマークすると、14番の竹本雄飛選手がフラフラッと中盤に下りてきて、ボールの受け手になる。確かに新潟のボランチが前に出て行くのは、なかなか難しい状況ではありました。それでも怖がらずにヤン(高宇洋)選手、星(雄次)選手のどちらかが出ていくことによって、もう少し良い攻撃ができたと思います。それこそ小見選手やシマブク選手がサイドでボールを持って起点になったとき、素早くボランチの1人がサポートに行く。それによって、効果的に打開できたはずです。

ヤン選手も星選手も前に出て行って攻撃に絡んだとき、それぞれに良さ、持ち味があります。熊本戦では、いつもほどにはそういった部分を感じられなかったのは、それだけ守備に気を使いながらプレーしていたからかもしれません」

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