ニイガタフットボールプレス

【頼もう!感想戦feat.小川佳純】~明治安田生命J2第31節vs栃木SC~vol.1「勝って反省できるのは、とてもいいこと」

4試合ぶりの勝利をきっちりつかみ取った栃木戦。ついに新潟デビューを果たしたトーマス・デン選手や若手の奮闘、そして藤原奏哉選手の3試合連続ゴールと、さらにチームが加速する予感に満ちていました。この一戦を、手放しで褒めないところが、いかにもズミさん。その辛口に、チームがいっそう引き締まり、強くなるためのヒントがうかがえます。

■トーマス効果

――JFLは中断期間中です。今季のFCティアモ枚方での戦いはいかがですか?

「なかなか苦しい戦いが続いています(中断の時点で16チーム中11位)。昇格して2シーズン目の難しさを感じますね。選手の入れ替わりがかなりあり、僕自身の監督としての未熟な部分もあります。

僕が監督に就任したおととしは関西リーグで公式戦無敗、JFLに昇格した昨年は途中まで上位で戦うことができていたので、シーズン中の苦しい時期に、監督として何をすべきか考えるという状況にならなかったのはあります。その意味で、今、大事な経験を積んでいるところだと感じます。今年は序盤から勝ったり負けたりを繰り返して、その中に勝てない時期もあったりで、現時点では残留争いに巻き込まれているという立ち位置です。

シーズン半分というところを迎えて、続ける部分と、変えるべき部分と、しっかり見極めていかないといけないです。チームを降格させるわけにはいきませんからね。過去2年、なかったプレッシャーを感じながら仕事をしています」

――指導者としてのリアルな戦いの日々ですね。選手の入れ替わりがチームに与える影響の大きさという話がありましたが、この夏のアルビにも本間至恩選手がベルギーのクルブ・ブルッヘのセカンドチームに移籍し、一方で補強なしという重要な局面を経験し、終盤戦に向かいます。そして3試合未勝利で迎えた今節の栃木戦(○2-0)で、DFトーマス・デン選手がついに新潟デビューを果たし、実質的に夏の補強になったのではないでしょうか。「トーマス効果」、大いに期待してしまうのですが。

「新潟はボールを動かしながら前進していくサッカーですが、ビルドアップの中で、少しちぐはぐな部分は感じましたね。このチームで初めてのリーグ戦ということも、当然、あると思います。守備はやはりすごいですね。1人で守れる範囲が広くて、読みも鋭い。スピードもあるから、背後のカバーもできます。守備に関しては、この試合で能力の高さを感じさせてくれていますよ。

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