【頼もう!感想戦feat.成岡翔】~明治安田生命J2第27節・ツエーゲン金沢戦vol.4~「それぞれに勝負する場所がある」
一歩ずつ、目標に近づいている――。そう実感させてくれるチームの戦いぶりに、サッカーの成熟を感じると成岡翔さん。さらなるイメージが膨らんでいるようです!
■“至恩後”の中盤について
――本間至恩選手が主にプレーしていた中盤の左サイドハーフには、前々節の山口戦、前節の金沢戦と2試合続けて伊藤涼太郎選手が入りました。トップ下は高木善朗選手で、パスの名手2人が2列目に並ぶ中盤の構成は、これまでとの変化を感じさせます。
「僕も、左サイドは誰がいいのか注目しながら試合を見ています。伊藤選手はキープ力があって、起点になって、アイディアも豊富。とても面白い中盤の組み合わせになっていると思います」
――伊藤選手の抜てきは、『至恩選手が移籍したから、じゃあ、他のウインガータイプを当てはめて――』というものではないですよね。
「そうですね。周りの選手も、それに対応する能力がありますから。左サイドで組むゴメス(堀米悠斗選手)も伊藤選手の特徴をしっかり把握した上で、これまで以上にグッと高いところに入っていって起点になったり。チームとして変化、対応できる力があります。左サイドハーフの起用法を見ても、今のチームは誰がどのポジションに入っても、ネガティブな影響はほとんどないと感じさせてくれます」
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