ニイガタフットボールプレス

【Voice of the Pitch】「初めてのボランチ」~星雄次インタビューvol.2~

左右の中盤、サイドバックに加え、インサイドハーフ、さらにはボランチも。万能ぶりの進化が止まらない。抜群の走力を惜しみなく発揮し、そのとき最適なプレーでチームを躍動させる。屈指のユーティリティープレーヤーが、今、見つめているものとは。

■システムが変わって

――今シーズン、ボランチとしての出場が続いています。

「数年前の自分からすれば、ボランチというポジションをやっているのは、ちょっと想像できないですね。でも、今年はシーズン初めから真ん中のポジションにチャレンジしてきて、今はボランチで。どこまでできているかは自分では分からないですが、まだまだ良くしていく部分があるし、そこに目を向けて自分のプレーの質を上げることにこだわって、これからも突き詰めていきたいです」

――前節の山口戦に取材に行ったとき、寺川能人強化部長と少しお話する機会がありまして。昨年、星選手を補強しようと思ったのは、両サイドの攻撃的なポジションを想定していたので、今、ボランチでプレーしていることにちょっと驚いているとおっしゃっていました。

「自分もびっくりしています(笑)。去年はサイドハーフやサイドバックをやっていたし。どのポジションが適しているかは自分では分からないし、与えられたところで最大限、力を発揮しようと思ってやっています」

――プロになって、ボランチでプレーするのは?

「初めてですね。ボランチとして試合に出るのは、今年が初めてです」

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