【頼もう、感想戦!feat.小川佳純】~第34節・V・ファーレン長崎~vol.4「仕掛けろ!」
勝点1差で追う3位長崎との一戦は、先制し、数的優位に立ちながら痛恨の引き分けに終わりました。第34節を小川佳純さんと語り尽くします。さく裂するズミさんならではの辛口な「なぜ?」は、厳しい状況の中、やがてわたしたちを前へと向かわせてくれます。
■ドリブラーではなかったけれど
――もっと仕掛けてほしいというズミさんのお話なんですが。
「はい」
――山口戦(第33節○1-0)で本間至恩選手が負傷し(※右大腿二頭筋肉離れで全治約6週間)、長崎戦では三戸舜介選手が負傷交代しました。チームを代表するドリブラーが、そういう状況なわけですが、ズミさんのいう“仕掛ける”とは、ドリブラーでなくともやりようがあるものでしょうか?
「たとえば中盤のサイドでプレーするとしますよね。攻撃における役割は何かといえば、シュートを決めるかアシストになります。そしてドリブルで1対1を抜けなくても、そのためのやり方はあります。うまく動き出して背後でボールをもらえばいいんです。そのためのワンツーもあるだろうし、3人目の動きもあるだろうし、逆サイドや後ろからのフィードを受けるというのもある。決してドリブル突破だけが仕掛けではないと、俺は思います。
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