【頼もう、感想戦!feat.成岡翔】~明治安田J2第7節・水戸戦vol.2「アルベルト監督のさい配には、今年のレギュレーションが関係していると感じます」
ピックアップしたゲームを選りすぐりの論客と語り尽くす、この企画。3試合ぶりに勝利をつかんだ第7節・水戸戦について、成岡翔さんと繰り広げる感想戦vol.2は、両監督のさい配に注目したあと、いよいよ本間至恩選手のスーパーゴールへ!!
■深謀遠慮の交代策
――アルベルト監督の選手交代は、かなり積極的です。以前、新潟を率いていたとき、柳下正明監督(現金沢監督)が「一度の選手交代で、ポジションをいろいろいじるのは好きじゃない」とおっしゃったことがあるんです。
「ヤンツーさん(柳下監督)のその感じ、分からないでもないですね」
――アルベルト監督は、一度の選手交代で、他の選手の配置もどんどん変えます。水戸戦でも後半、右サイドバックの大本祐槻選手に代えて中島元彦選手をピッチに送り出し、中島選手はボランチに入り、ボランチの早川史哉選手が左サイドバックに、左サイドバックの新井直人選手が右サイドバックに回る、という大掛かりな配置転換がありました。
「選手がそれで混乱しなければ問題ないと思います。練習である程度、試していて、『こういうやり方をする可能性もあるよ』とチーム全体に伝わっていれば問題ない。ただ、ゲーム中にパッと変わったとき、それに対応することが理想なんですけど、やっぱり難しさもあると思います」
(残り 1879文字/全文: 2459文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ