【インタビュー】~そのCB、快足につき。岡本將成~(その4)
チームの模索が続いた2019年。シーズン中盤、アカデミー生え抜きで、プロ1年目のCBが存在感を放った。チームが勇んで攻め込みながらボールを失うと、誰よりも早く帰陣し、カウンターの芽を潰す彼の姿があった。スピードこそ、彼のスタイルだ。
■出られなくなってからの気づき
――2019年シーズン、トレーニングやゲームで大武峻選手や舞行龍選手とともにプレーしながら、たくさんヒントを得られたのではないでしょうか?
「二人に共通するのは、ボールを持っていて、とても落ち着きがあることです。そういう落ち着きは、チーム全体にも広がっていくものなので、質を含め、自分ももっとこだわらないといけないです。
あとはコーチングですね。シーズン後半、メンバー外になってスタンドから試合を見ていて、『あ、これやられそう』っていうシーンでも、ボランチが消しに来る。そういうのは、やっぱり状況が見えているCBが後ろから動かしているのかな、と感じました。自分だったら、自分でカバーしようと走るところなんですけど」
(残り 1655文字/全文: 2096文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ