「川崎フットボールアディクト」

橘田健人の機転、思いやりの気持ち【コラム】

気になることがあった1月19日の午後練習について、大南拓磨に取材しようとしたときのこと。大南と共にロッカールームに向かっていた橘田健人が自然な形で大南に手を差し出した。

大南は、橘田の迷いのない一連の動作につられ、自らが持ってきた自分専用の小型のバケツを橘田に差し出した。今合宿、選手たちは一人ひとり自分専用の水を入れるための小型のバケツを持っている。もちろん橘田も自らのバケツを持っているのだが、これから取材を受ける大南の負担を考えて、自ら引き受けたことになる。

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