「川崎フットボールアディクト」

準備がもたらした結果。課題はあれど、苦手のスタジアムで価値ある勝利/J1 第26節 vs福岡【レポート】

J1 第26節
8月20日(土)(19:03KICKOFF/ベススタ/9,651人)
福岡 1 – 4 川崎

■中と外

想定していた攻撃が出せていた。

その1つ目が、中と外とを使うということ。例えば、先制した前半7分の崩しがそう。家長昭博と脇坂泰斗。そして山根視来との連携は美しく、山根からのラストパスは、触るだけでOKのマルシーニョの足元へ。福岡の堅守を崩しきったという意味で価値ある得点だった。

脇坂はこの場面について、一瞬で絵を合わせられたのだと振り返っている。

「アキさん(家長昭博)があそこで時間を作った時に、僕の方が、相手を外したので。みきくん(山根視来)に抜けろって声をかけたら、みきくんも反応してくれて。それで一瞬で絵を合わすことができて。今週は中からやっていこうというところで、最後はマルシーニョがしっかり詰めてましたし。きれいに入ったので良かったです」

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