「川崎フットボールアディクト」

谷口彰悟「アウェイで、等々力で、フロンターレとやっても勝てないよ、無理だよと思わせるくらい、そういう場所にしたいという思いはある」/J1 第4節 vs名古屋【試合後コメント】

○谷口彰悟
――今日はMind-1という形で、メンバー外の選手が募金活動に参加されてましたが、改めてこういう日にキャプテンとして、何かメッセージというか、平和な中でサッカーができる喜びみたいなものはどうでしたか?
「東日本大震災から11年、といういことで、やっぱりまずは被害に遭われた方々のご冥福をお祈りすると共に、やっぱり今、自分たちがサッカーできていることに感謝しないといけないですし。サッカー選手である以上、サッカーで、そしてJリーグの力で何か日本をもっともっと盛り上げていけるように。そういったものをやっていけたらなという思いは持っているので。そうやって、みんなで。これは一つのチームだけでなく、Jリーグ全体でそういう気持ちを持ちながらこれからも継続してやり続けるべき事なのかなと思っていますし、チームとしてもMind-1プロジェクトでずっと継続してやっているので。ぼくら選手も協力できることがあればやっていきたいなと思いです」

――今日の結果でホーム25戦無敗。リーグタイ記録ということなんですけれども、粘り強い戦いができるようになってきたというところで、守備の手応えと、もう一方で攻撃もリズムが戻ってきたかなという印象もありますけども攻撃面も手応えそれぞれ教えていただいてもよろしいでしょうか?
「守備の部分の手応えという所に関しては、前半からアグレッシブに前からプレスをかけてボールを奪うことにトライして、いい形でボールを奪ったり、そういうシーンは多かったですし、そういうことは今までもやってましたし、もう1回、自分たちがやってきたことを自信を持ってしっかりトライするというところで、思いっきりやれたので。そこはすごく良かったところと、後半とか最後の方なんかは少しやっぱり相手がパワーをかけてきて多少押し込まれるシーンがありましたけどその要所要所のところで、やらせない、体を張る。戻るスピード、戻る場所。そういうところは良かったかなと。そこら辺のアラートさは、それも今までやってこれたと思うんですが、またそういうゲームが改めてできたのは自信になるし、もちろん理想を言うと2点目、3点目というところで、危なげなくというか、そういう勝ち方ができれば問題ないですけど。そういうふうにできなかったところでも、きちんと1−0で勝ち切るのはすごく自信につながるかなと思います。
攻撃面で言うと、ビルドアップのところはここ数試合、あまり安定していなかったので。その辺でまずしっかり安定させることにまずはトライして。それもできたシーンだったり、もうちょっと改善したいシーンというのも出たので。その辺はもっともっと良くなって行くかなという思いと、あとはさっきもいいましたが、先制点を取れたのはすごく良かったですけど。2点目3点目をどう取りに行くのか。どうパワーをかけるのかというところは、やっぱりチームとしてもうちょっと合わせていくと、よりメリハリのある攻撃ができると思うし、迫力のある攻撃ができると思うので。その辺もまた次の試合に向けて改善していきたいと思います」

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