山根視来のハッシュタグ【コラム】
あけましておめでとうございます。
昨日はしっかり年を越す前に寝ました。その甲斐あってかすこぶる体が軽かった今日です。なんとしても勝ちたかったので本当に嬉しいです。#球際 #切り替え #ハードワーク #シンプル #天皇杯 #優勝 pic.twitter.com/sLygdZRJ91— 山根視来 (@mk22ymn) January 1, 2021
山根視来の元旦のツイートに書かれたハッシュタグのうち、以下のもの「#球際 #切り替え #ハードワーク #シンプル」について彼を特徴付けるものだと紹介した。だが、少し考えて、これは山根がプロとして一本立ちできている今への感謝の気持ちなのではないかと思い直した。
あのハッシュタグに書かれてあるのはいわゆる湘南スタイルに典型的なものだった。そのスタイルを身につけ湘南で躍動したプレーが評価され、フロンターレに移籍してきた山根は、フロンターレに移籍してきた2020年シーズンの初期、どう振る舞って良いのか、悩む時期があったという。
例えば湘南戦を前に行われた9月25日の取材時に山根はこんな言葉を口にしている。
「川崎のサッカーに合わせなきゃいけないんじゃないかなと思う時期」があったと話しつつ、リーグ戦再開を前に「練習試合をするところで結構あって。その中での葛藤がすごくあった」のだという。
そこで山根が行ったのが「自分の湘南時代に良かったプレーと今のプレーというのをノートに書き出して比較」するということ。その結果は「全然あてはまってなかった」と山根。湘南時代とフロンターレに移籍してきてからのプレースタイルのズレが山根を悩ませていた。だから山根は考えた。
「ボクの湘南時代のプレーを評価してオファーを出していただいていたので。それを出さないといけないなと思ってからは吹っ切れたと」
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