「川崎フットボールアディクト」

堅守名古屋を最後まで崩せず、連勝記録は10でストップ/J1 第12節 名古屋vs川崎【レポート】

J1 第12節
8月23日(日)(18:03KICKOFF/豊田ス/4,968人)
名古屋 1 – 0 川崎

■責任と向き合う谷口彰悟
谷口彰悟は責任と向き合っていた。

「正直ボクが弾いてれば、何の問題もなかった」

前半44分の失点の場面。マテウスからのクロスの精度が高かったのは間違いない。ただそれにしても金崎夢生の前に入っていた谷口は、あのクロスを跳ね返したかったと、悔しがる。そして、それ以前に右サイドから展開される中、どこかで対応できていたのではないか、との思いも口にしていた。

「始まりは相手の右サイドから、ワンタッチでバイタルにスパンと横パスが入って、というところからでしたが、その辺の準備のところと、誰が行くのかのところはもう少しはっきりした方が良かった」

そして「前半を通じてそういう事があっても慌てずに最後は守れてました」とも述べている。

そうした話の流れの中で谷口は「ボクが弾いてれば、何の問題もなかった」との答えにたどり着く。潔いというか、責任から逃げないというか。さすがキャプテンという受け答えだった。

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