【レポート】クラブユース準決勝 FC東京U18超えならずも、進歩を感じる0-2の敗戦
2017年7月31日に行われたFC東京U18とのクラブユース選手権準決勝での対戦は、ハイレベルな戦いとなった。
川崎U18
ーーーーーーー18宮代
ーー10村田ーー13大曽根ーー37有田
ーーーーー15池谷ーー7桝谷
11カルロスー3新井ー34高吉ー5小川
ーーーーーーー1早坂
vs
FC東京U18
ーーーーーーーー14原
ーーー6荒川ーー15久保ーーー10小林
ーーーーー23平川ーー18品田
2坂口ーー4長谷川ーー3篠原ー5岡庭
ーーーーーーーー16高瀬
昨季の同じ準決勝での対戦時にははるか彼方の存在に思えたFC東京U18は、1年の月日を経て手が届く存在になっていた。もちろん毎年選手が入れ替わるユース年代の事情もあるのだろうが、今季の川崎U18が結果を残してきているという事実を考えると、川崎U18の底上げによる接近なのだろう。この点について小川真輝は次のように述べている。
「去年は本当に自分たち何もやらせてもらえなくて、チンチンにやられた感じがあったんですが、今年は自分たちが押し込む時間帯もありましたし、自分も配給の部分だったりゲームメイクのところは多少できたところがあるのかなと思います。ただ、まだ精度は低いですし、ちょっと体力的にも守備に追われてきつくて、自分の良さは思ったよりも出せなかったです。でも去年よりはやれたのかなと思います」
ただ、とはいえさすがにプレミアリーグに所属するFC東京U18は強かった。結果的に0-0で終えた前半も、攻撃に打って出てくる回数自体はFC東京U18の方が多く、川崎U18はかなり苦しめられていた。