【コラム】大久保嘉人の涙と、等々力ラストゲーム
四つん這いになって、呆然と佇む姿は2013年最終節の中村俊輔を想起させた。口元を歪め、目を覆う大久保嘉人は、確かに大泣きしていた。
2012年に年間4点の大久保が、移籍初年度の2013年に26点を量産。風間監督の指導に感動し「(フリーの定義など)思っていることを言ってくれました」と生き生きとした表情で話す姿を見て、フロンターレへの移籍が彼を再生させたことを確信した。
サポーターとも良好な関係を築く。自らのチャントを気に入り、口ずさんでいた嘉人は100ゴール達成の時期に掲出され始めたYOSHI METERを気に入り、弱音を吐いたYOSHI METERアプリの中の人を気遣った。
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