「川崎フットボールアディクト」

【Jユースカップ】1回戦 川崎U18対千葉U18

▼渡邉啓太郎
――(3点目のところはパスが)来ると思ってたんですか?トリッキーなパスでしたが。
「はい。来る可能性が少なくても信じて走ろうというのが自分の中にあるので、その結果だったと思います」

――板倉滉に聞いたところ『あそこまでは行くんですよ、あいつは。そこで決めきれなくて』そういう感じだったんですか?
「そうですね(笑)。いつもシュートは下手で全然入らないんですが、さすがにあれは決めないとダメだと思いました」

――チームを救いましたが、その瞬間はどうだったんですか?緊張したんですか?
「なんか、あまり考えてないというか、無心になれたのが大きかったと思います」

――タテに走って、自分がおとりになるならそれはそれでいいという感じですか?
「はい。僕自身、そういう役割なので。オフ・ザ・ボールのプレーヤーなので」

――試合展開的には先制して、逆転されて、キツい試合でしたがどんな試合でしたか?
「わりといつも通りの展開で(笑)。先制して、カウンターで失点して、チームの雰囲気も悪くなって、という形で失点するんですが、後半そこからギアが入るという感じで。でも、いつもはそれで勝ち切れないことが多いんですが、今日勝ち切れたのは今後に繋がると思います」

――等々力でやれたのは大きかった?
「はい。それは、もちろんお客さんが来ると言われてて、サポーターの人たちも『サポーターをいっぱい呼ぶから』と言ってくれてて、モチベーションはだいぶ違いました」

――逆転されてもこのまま終わったらダメだろう、という感じだったんですかね。
「はい。それはチームにあったと思います」

――攻めこんでる時間帯は気持ちよくボールを回してるんでしょうが、あそこで必ずしも決めきれないから、そこでのリスク管理が今後の課題になるんですかね。
「それはチーム全体の課題で、昔からの課題で、それはいつも監督からも言われてて、練習でもやってるんですが、やっぱり一人ひとりどこかで甘さが出たりするとやられちゃうから、常にみんな一人ひとりのリスク管理の意識が大事かなと思います」

――次は鹿島ですが、そういうところを突いてくるのが上手いチームですが。
「身体能力もあって、スピード感もあると思いますが、1週間あるので、この1週間でどれだけ準備できるのか、だと思います」

――チームとしてのこの大会の目標は?
「それは優勝です。最後の大会なので」

――2年前を超えたいという感じですか。
「はい。夏も不本意に終わったので、ここは優勝したいです」

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