智将・戸田和幸監督が率いて2シーズン目となる堅守の相模原を攻略、複数得点の勝利を狙う【2024 J3第8節vs.SC相模原（AWAY）Preview】
SC相模原の堅守をいかに上回るか、上野輝人。©FC GIFU
FC岐阜は4月6日、相模原ギオンスタジアムでJ3第8節に臨み、SC相模原と対戦する。
相模原は昨シーズン折り返し地点となる第19節は最下位に沈んでいた。しかし夏のウインドーで積極的な補強を敢行し、降格圏を脱出。成績こそよくないが戸田和幸監督の能力は確かなものと見込み、継続した体制をとったことが功を奏した。明けて2024年はさらに大幅入れ替え。岩上祐三の完全移籍への移行が目立つが、第7節時点で出場機会を増やしつつある田代真一（いわてグルージャ盛岡）、徳永裕大（藤枝MYFC）、ブルーノ サントス、ファブリシオ バイアーノなどを補強してまた一段階上のチーム力を獲得しつつある。
昨シーズンの半ばから5バックをベースにしたシステムを採用、戸田監督が指揮を続けることでチーム力を向上させている相模原。中山雅史監督率いるアスルクラロ沼津も、そして上野優作監督が指揮を執る岐阜もそうだが、やはり熟成が進んできたチームは強い。チームづくりの過程が似ていて、現代フットボールを通過している指揮官同士の対戦、奇遇だがクラブカラーも近い系統ということで、様々な意味で対抗心が芽生える相手だと言える。成績面でもここまでわずか1敗の勝ち点12でプレーオフ圏内の6位につけていて、昇格を争う上で負けられない相手だ。松本山雅FC相手の勝利に気を緩めず、引き締めてギオンスでの闘いに臨みたい。
◆2024シーズン一巡目のSC相模原
（残り 2421文字／全文: 3146文字）
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
タグマ!アカウントでログイン
- « 次の記事
- 連動したハイプレスを強調してきたSC相模原に苦戦も、アウェイから勝点1を持ち帰り自動昇格圏をキープ【2024 J3第8節vs.SC相模原（AWAY）Report】
- 前の記事 »
- 文仁柱、在日のフットボーラーに生まれて──クラブの誇りと民族の誇りを体現したA代表デビュー【Special】
最新プレミアムコンテンツ
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ