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完成度の差がスコアの差に。自陣からのビルドアップと高い位置でのボール奪取を磨いたFC岐阜、藤岡浩介のハットトリックで圧巻の勝利【2024 J3第6節vs.いわてグルージャ盛岡(HOME)Report】

 

いつもの左ではなく右サイドで出場した荒木大吾。©Kaz Photography/FC GIFU


 FC岐阜は3月24日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第6節に臨み、いわてグルージャ盛岡と対戦。3-1のスコアで勝利を収め、5連戦のラストを白星で飾った。この結果、同日の全試合終了時点で岐阜は暫定3位に浮上(※6クラブが1試合少なく消化)。チーム総得点は13でリーグトップとなった。この試合でハットトリックを達成した藤岡浩介は得点ランキングトップに浮上。また、最後は平壌でのワールドカップ予選が中止になったことによって予定よりも早く帰ってきた文仁柱が左のアウトサイドで途中出場。3センターバックで守備を固めるプラン遂行に貢献して勝利に華を添えるなど、喜びがいっぱいのホームゲームとなった。
 
 ただ、手放しでは喜べない。得点力が向上した一方で、課題は失点数。この日も1失点でクリーンシートを逃したが、6試合6失点は同じ試合数を消化している2位のアスルクラロ沼津や4位のFC大阪の倍の数字。自動昇格圏の2位以内を狙うならば、高得点のペースを維持しつつも失点数を減らす努力は必須。次節以降の守備強化を見守りたい。
 
◆競争の末に生まれた荒木の右、上野の左という布陣
 

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