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荒木大吾、一戦必勝の覚悟で打倒福島にすべてをかける。「先のことなんか見なくていいから、1試合1試合を決勝戦のつもりでやることが大切」【2024 開幕カウントダウン】

 

撮影:後藤勝

 J1とJ2のグレードで直近の6シーズン、二桁の公式戦出場を続けてきた荒木大吾がJ3に初めて見参する。モダンフットボール化が進む過程にあった近年のJ1で多くの試合に出場してきたということは、そこで求められる基準を常にクリアしてきたということ。決まり事を守りチームの機能に破綻を来さないよう、サボらずハードワークを続けること。相手の状態と味方の位置、ボールの位置を把握しながら、適切な判断を下していい立ち位置をとりボールを動かしていくこと。こうした高いレベルの個人戦術を持ち合わせた希少な選手が、荒木という男なのだ。

◆もう最初の15分にやる姿勢を出さないと

 J3は初めてでも、現代のセオリーを踏襲する上野優作監督が率いるFC岐阜への加入ならば、J1で実践しているフットボールと質的な面で大きな差は感じない。いや、それどころか今の荒木は、岐阜が目標として掲げ、上野監督がめざす攻撃的なフットボールを、選手の側から推し進める存在にすらなってきている。

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