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川西翔太が長良川に見参。完成度を高めてきたカマタマーレ讃岐を全力で迎え撃つ【J3第35節vs.カマタマーレ讃岐(HOME)Preview】

 

ここ2試合連続でゴールマウスを守っている大野哲煥。撮影:後藤勝


 FC岐阜は11月12日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第35節に臨み、カマタマーレ讃岐と対戦する。アウェイのPikaraスタジアムで対戦した5月14日のJ3第10節では讃岐のシュート数を4本に抑え、岐阜が2-0で完勝した。あの時と変わったことと言えば、7月にカターレ富山からの期限付き移籍で川西翔太が讃岐に加入したことだろう。
 
 2021シーズン、岐阜でキャリアハイの13ゴールを挙げた川西は翌2022シーズン富山に加入。リーグ戦27試合2,364分間出場し9ゴールの結果を残しているが、今シーズンは第1節と第2節の2試合で101分間プレーしたに留まり、以後は出場機会がなかった。この状況で7月3日、富山から讃岐への移籍が発表された。夏のウインドーが開いて最初の試合である第19節FC大阪戦からベンチ入りを果たし、13試合に出場して2ゴールという成績。特にここ4試合は連続して先発、2トップの一角に固定されていて、前述のゴールもこの期間の第31節ガイナーレ鳥取戦と第32節ギラヴァンツ北九州戦でマークしたものであり、いよいよ主力として溶け込んできていることがわかる。
 
 10月28日に35歳の誕生日を迎えた川西だが、昨シーズンは富山で今シーズンは讃岐でと、活躍を続けている。12月15日生まれの柏木陽介はまもなく36歳。もしふたりが揃って先発し、再会が実現すれば、今節の長良川に詰めかけた人々にとっては刺激的な光景となりそうだ。もちろん、恩返し弾を喰らいたくはない。現在の目標はあと4試合に全勝してシーズンを終えること。讃岐に勝ち、次節から続くアウェイの2試合に臨んでいきたい。
 
◆2023シーズン二巡目のカマタマーレ讃岐
 

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