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ホーム長良川で6試合ぶりの勝利! 生き残ったJ2昇格戦線【Report/2023 J3第30節 岐阜vs.沼津(HOME)】

 

苦闘を制したFC岐阜イレブン。©Kaz Photography/FC GIFU


 10月8日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第30節に臨み、アスルクラロ沼津と対戦。2-1のスコアで勝利を収めた。開始直後の前半2分、今シーズン2度目の先発を迎えた山内寛史が自身を含む3人のコンビネーションで得点を挙げると、前半24分には村田透馬が自ら運んだボールを、最後に何度もタイミングを図りながらシュート。これが決まって岐阜は前半、2点のリードを奪い後半へと折り返した。
 
 一転して後半は沼津のペース。中山雅史監督が「後半、選手たちの力で盛り返した」と語ったように、同点、逆転を狙う沼津の猛攻を受けて岐阜が耐え抜く試合展開となった。この要因についてディフェンスリーダーの川上竜は「意識はしていても、どうしても受けてしまっていたというのが今治戦に続いての課題」と、反省。体力面の問題もあったのかもしれないが、精神的に守りに入り、間延びしてしまったようだ。
 
 しかし途中出場の選手が奮闘し、追加点を奪えないまでも失点を川又堅碁による1のみに抑えて試合終了。ほぼ完璧な内容の前半のあと、課題が多く出た後半を耐えて岐阜は6試合ぶりとなる貴重な勝点3を獲得した。残り8試合で2位鹿児島ユナイテッドFCとの勝点8差は前節終了時点と同様ではあるが、今は勝ち続けることが大事。眼の前の試合に勝つというもっとも重要なミッションを達成し、ライバルの沼津を退けた岐阜がJ2昇格戦線に生き残った。
 
◆声掛けをトレーニングで具体化する
 

上野優作監督の準備が効いていた。©Kaz Photography/FC GIFU

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