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覚悟を決めたFC岐阜、ホームでの勝利に生き残りをかける【J3第30節vs.沼津(HOME)Preview】

 

強烈な左足を持つ浮田健誠。©FC GIFU


 FC岐阜は10月8日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第30節に臨み、アスルクラロ沼津と対戦する。6月11日にアウェイで対戦したJ3第13節は0-0の引き分け。そこからの積み重ね、現時点での好不調、あるいは課題の克服に取り組んだ結果などを総合し、少しの差で勝敗が分かれそうな、接近した両チームの対決となる。
 
 成績が下降線を辿っているところに共通点がある。J3第23節を終えた時点では3位の沼津が勝点39、4位の岐阜が勝点34を挙げていたが、その後ともにペースダウン。翌第24節以降、沼津は第27節でギラヴァンツ北九州に勝ったのみの1勝5敗で9位にまで順位を落とした。順位表では10位で隣接する岐阜も第24節以降は1勝3分2敗で勝点6を積み上げたに留まり、沼津との差は縮まったが、上位との差は開いてきている。
 
 J2昇格を考えると、まさに生き残りをかけた一戦。チーム内トップスコアラーの窪田稜は「一人ひとりの覚悟、昇格するために全員でやっていくしかないという気持ちが大事。残り9試合覚悟を持って、岐阜と一緒に自分ももっともっと上にいきたいので、それを目標にして戦っていきます」とコメント。精神論ではなく、まず勝たなければいけないという状況を見つめて絶対に勝つと思わなければ、その次の行動がついてこない。熱い気持ちで覚悟を決めたうえで、フットボールの面では落ち着いて頭を働かせることもしながらプレー出来るか。少し早めの天王山がやってきた。
 
◆2023シーズン二巡目のアスルクラロ沼津
 

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