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完全に拮抗したアルウィンの戦い。スコアレスドローで1ポイントを得るに留まる【Report/2023 J3第28節 松本vs.岐阜(AWAY)】

 

©FC GIFU


 9月24日、FC岐阜はサンプロ アルウィンでJ3第28節に臨み、松本山雅FCと対戦。0-0の引き分けで試合を終えた。愛媛FCに次ぐ第二集団が大混戦となり、今節も2位が入れ替わる状態。勝点40の岐阜は2位の鹿児島ユナイテッドFCに勝点5差となっている。まだ最終節に追い越せる範囲だが、2位争いのボリュームゾーンが上に寄ってきているため、これ以上離されたくはない状況だ。
 
 試合の内容は完全に拮抗した。松本の霜田正浩監督が「守備はアクシデント的なピンチ以外は対応出来ていた」と言うように、堅い守備で最終的な場面を防がれると同時に、岐阜も上野優作監督が「今シーズン一番のゲームだった。守備陣の踏ん張りは非常に良かった」と言う出来栄え。シーズン終盤に差し掛かり、熟してきたチーム同士の対戦で布陣もマッチすると、なかなか相手を上回ることは難しい。
 
 J3のレベルが向上したことを示す試合であり、フットボール面の内容を客観的に取り出せばいい試合だったと言えるが、岐阜にとっては川上竜の「残り試合を考えると3を獲らないといけない試合でしたけど、最低限の結果」の言葉のとおり、あと2ポイントが欲しい結果だった。
 
◆個の力では岐阜がやや優勢。松本は2連勝の勢いが仇に
 

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