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多くの相手サポーターが待ち受ける大アウェイ、ここが最終盤前の正念場だ【J3第28節vs.松本(AWAY)Preview】

 

前節から復帰の藤谷匠。ボールを運ぶプレーにも注目だ。©FC GIFU


 FC岐阜は9月24日、サンプロ アルウィンでJ3第28節に臨み、松本山雅FCと対戦する。順位が接近する者同士、昇格争いに加わるため互いに負けたくない大一番となる。ラスト5、6試合の競争に向かう前の勝点を重ねていく段階にあって、ここがまさに正念場だ。
 
 第25節終了時点の順位では岐阜が7位、松本が10位で勝点差も4離れていた。しかし岐阜が引き分けを重ねる間に松本は連勝を果たし、今節開始時点では勝点39で並ぶ事態に。勝点43で2位のカターレ富山に、岐阜と松本のどちらがより近づけるのか。
 
 今シーズンの松本は長期間の連敗はないが2連敗が4回あり、さらに言えば引き分けを含めて勝利のない期間と勝った試合を交互に繰り返している。第15節から第18節までは4試合勝ちがなく第19節でヴァンラーレ八戸に勝利、第20節から第22節までは3試合勝ちがなく第23節で鹿児島ユナイテッドFCに勝利、第24節から第25節までは2試合勝ちがなく第26節と第27節でFC琉球とテゲバジャーロ宮崎に勝利。この連勝で息を吹き返した。
 
 一方、岐阜は好調で無敗の時期が続くと相手に対策されてしばらく白星がなくなる傾向がある。第6節から第9節までの4連敗、第16節から第21節までの4分2敗の時期がそれに当たる。直近の第25節から第27節までは2分1敗。今節こそは3ポイントを奪い、不振の時期を脱したい。
 
◆2023シーズン二巡目の松本山雅FC
 

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