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北龍磨、前後半に2本の決定的なシュート。柏木陽介とのコンビで見出したバランスと機能性【Impressive Player/2023 J3第28節 松本vs.岐阜(AWAY)】

 

©FC GIFU


 J3第28節松本山雅FC戦のファーストシュートは前半3分に村越凱光のシュートを茂木秀がキャッチした直後のことだった。FC岐阜の反撃となり、一度松本ボールとなったあと即座に奪い返すと、柏木陽介と北龍磨のボランチ2枚を経て左へと展開。下がってきていた田口裕也が運んで前に寄っていた松本の守備陣形をかいくぐると村田透馬が左サイドをタテにすばやく運び、長い距離とスペースを活かした速攻となる。最後に、村田がマイナス気味に戻したボールを中央で撃ったのは北だった。このシュートは枠のやや上に外れた。
 
 後半15分には右サイドの窪田稜からのクロスがゴール前に入り、こぼれたところにまたも北が駆け込んでシュート。このボールも惜しくもゴールマウスを逸れた。この前後半2回のチャンスのうちどちらかだけでも決まっていれば──そう思いたくなるほどの決定機に、背番号6が顔を出していた。
 
◆北が前に絡んでいくバランス
 

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