互いに決め手を欠きスコアレスドロー。相手に背後のスペースを消された場合のフィニッシュが課題【Report／2023 J3第26節 岐阜vs.宮崎（HOME）】
終盤に惜しいダイビングヘッドがあった山内寛史。©Kaz Photography/FC GIFU
9月9日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第26節に臨み、テゲバジャーロ宮崎と対戦。試合は0-0の引き分けに終わった。前節敗れた分を取り戻したいホームゲームで勝点3を奪えず厳しい結果ではあるが、不幸中の幸いなのはリーグ全体が混戦であること。カターレ富山に替わって2位に浮上したFC大阪との勝点差は4。まだ追いつける範囲だ。勝点1を重ねたことを前向きに捉え、諦めずに食らいついていきたい。
岐阜は開始早々の前半3分に窪田稜からのヨコパスを受けた藤岡浩介がシュートを放つが、その後はなかなかチャンスをつくり出せない。窪田稜、柏木陽介、庄司悦大などが撃った公式記録上計6本のシュートも相手に当たるか枠を外れて決まらず無得点。一方の宮崎もチーム内得点王の南野遥海が前半28分にシュートを大きく外してしまうなど、決定機での焦りまたは精度の不足が目についた。時間帯ごとにボール保持率の偏りはあったものの、試合は終始五分の内容。互いにゴール前へと進出するものの決め手を欠き、明確に相手を上回ることが出来ない結果の引き分けだった。
◆バイタルを使う意識
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