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庄司悦大復帰のFC岐阜、前節鹿児島に敗れた反省を活かせるか。宮崎を相手に挑戦権を得るための戦い【J3第26節vs.宮崎(HOME)Preview】

 

1試合の出場停止処分が明け、今節から公式戦に復帰する庄司悦大。撮影:後藤勝


 FC岐阜は9月9日、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第26節に臨み、テゲバジャーロ宮崎と対戦する。宮崎は直近の試合に3連敗を喫して14位に沈んでいるが、それでも勝点は31。岐阜との勝点差は6しかなく、昇格圏到達の前に、まずは第二集団に食らいついていこうと必勝を期してくるはずだ。岐阜も相当の覚悟でこの試合に臨まないと勝点を獲れないかもしれない。
 
 全体的に勝点差が少ない状況のJ3だけに、下との差も少ないが、上との差も少ない。第25節で鹿児島ユナイテッドFCに敗れたものの、岐阜と2位カターレ富山との勝点差はわずかに3。3位のアスルクラロ沼津、4位のFC大阪との勝点差に至っては2と、1節で順位を逆転しうる位置につけている。既に8敗を喫しているとはいえ、昇格の可能性は十分残っている。富山とほぼ横一線と考えれば、昇格レースはこれからどれだけ勝点を積み上げていけるかの勝負になっていると言っていい。
 
 もちろん、昇格の可能性を捨てていないのは宮崎も同じこと。あと13試合、負けを回避して勝点を重ねることを考えているだろう。どちらのほうが諦めが悪く、粘り強いのか。挑戦権を獲得するため、叩かなくてはいけないライバルとの負けられない戦いの幕が開く。
◆2023シーズン二巡目のテゲバジャーロ宮崎

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