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保持はすれども点は獲れず。鹿児島ユナイテッドFCの堅守に阻まれ、反撃及ばず1点差負け【Report/2023 J3第25節 鹿児島vs.岐阜(AWAY)】

 

セットプレーから1点差に迫るゴールを決めた遠藤元一。©FC GIFU


 9月2日、FC岐阜は白波スタジアムでJ3第25節に臨み、鹿児島ユナイテッドFCと対戦。1-2のスコアで敗れた。今節終了時の順位は4位から7位に後退。2位カターレ富山まで勝点3差と手が届く範囲ではあるが、引き分けで1ポイントを積み上げた1位愛媛FCとの勝点差は11に拡がり、昇格を争う上で痛い1敗となった。
 
 試合開始からボールを保持して主導権を握ろうとする岐阜だったが、鹿児島の堅い守備に阻まれてなかなかゴールをこじ開けることが出来ない。試合が動いたのは無得点のまま前半の終わりが近づいた46分。岐阜の左コーナーキックのボールがンドカ チャールスに合う前に相手ゴールキーパーの松山健太に捕まれてカウンターを仕掛けられると、藤本憲明と山口卓己が競うように触るゴールを決められ、鹿児島に先制を許した(※公式記録では山口の得点)。さらにその1分後、岐阜最終ラインの背後に落ちる1本の長いボールに藤本が抜け出し、右足のシュート。シンプルな攻撃でゴールを奪われた。このわずか2分間で許した2得点が最後まで響き、後半39分、フリーキックに遠藤元一が頭で合わせて1点を返すも同点ゴールは奪えず、反撃はそこまで。悔しい1点差負けを知らせるタイムアップの笛を聞いた。
 
◆主導権を握るも仕留めきれず、逆襲される
 

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