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完成度が上がってきた上野岐阜。キャプテン庄司不在のアウェイ戦で真価を見せる【J3第25節vs.鹿児島(AWAY)Preview】

 

庄司悦大不在の状況にも屈しない村田透馬。撮影:後藤勝


 FC岐阜は9月2日、白波スタジアムでJ3第25節に臨み、鹿児島ユナイテッドFCと対戦する。第17節の時点では勝点31で愛媛FCに次ぐ2位につけていた鹿児島だが、その後1勝1分5敗で現在は7位。第17節終了時点で10位だった岐阜とは順位の上下が逆転している。とはいえ、勝点37の岐阜と勝点35の鹿児島とでは差はほとんどないに等しく、昇格を争うライバルとの重要な一戦に位置づけられる。
 
 ヘッドコーチからの昇格というかたちで大嶽直人前監督から指揮官の座を受け継いだ大島康明監督のもと、第24節ギラヴァンツ北九州との九州勢同士の対決に臨んだ鹿児島は1-1の引き分け。連敗を3で止めた。次は新体制となってからの初勝利をホームゲームで得ようと士気を高めてくることは間違いない。その熱量に負けないだけの想いをアウェイの戦いにぶつけられるか。メンタルスポーツとしての一面がクローズアップされそうだ。
 
 岐阜は前節、ガイナーレ鳥取との第二集団同士の闘いに勝利を収めたが、まだまだ団子状態は続いている。息をつく暇もなく、ひたすら勝ち続けなければこの団子からは抜け出せない。鳥取戦の白星に浮かれることなく準備を進めてきたこの一週間の成果を、2019シーズンのJ2残留争いでは悔しい想いをした鹿児島の地で見せてほしい。
 
◆2023シーズン二巡目の鹿児島ユナイテッドFC
 

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