川上竜、最終ラインから見た無失点の要因と得点につなげるための課題【Pick Up/2023 J3第21節 vs.愛媛】
J3第21節に多くのメンバーを入れ替えて臨んだ愛媛FCの石丸清隆監督は「フォワードの選手もタテ、タテのボールで背後をとるのは難しいかもしれないですけど、相手を下げることはもっと可能かなということは多分あったと思います。その辺の動き出しの質と自分たちのタイミングが今日は若干合っていなかった」と、無得点に終わった要因を語った。
「ラインの背後をとるのかどうか、ラインを一回下げてその間(DFのラインとMFのラインの間)をとるのかどうかも含めて、選択肢をどうやってとれるか、相手にアクションをかけられるようにどんどんやっていくということが、ちょっと足らなかったかなとは思っています」(石丸監督)
2センターバックと2ボランチがボールを保持。そこにサイドバックも加勢して5レーンのうち大外は初手の段階では使わず、外に開くのはサイドハーフの段階になってから。このルートでボールを動かす技は巧みだったが、前線は迫力が不足していた。愛媛側の視点で振り返るとこういうことになるが、岐阜側の視点では、前からプレッシャーをかけてボールを奪い取ることは出来なかったが、ゴール前では際のところで守ることが出来たということになる。
◆ゴール前の粘り強さは今年の強み
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