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産みの苦しみ。低調な状態から脱しきれず、後半の反撃も1得点に留まりリーグ戦4連敗【Report/2023 J3第9節 vs.YS横浜(HOME)】

 

上野優作監督と改善してきた成果を表現した生地慶充。©Kaz Photography/FC GIFU


 5月3日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第9節に臨み、Y.S.C.C.横浜と対戦。1-2の敗戦で試合を終えた。前半14分、フィニッシャーよりも手前の位置から斜めに入れる、いわゆるアーリークロスの浮き球を、岐阜の最終ラインとゴールキーパーの間に通され、福田翔生にヘディングで決められてYS横浜に先制を許した。さらに、同点に追いつこうと切り替えて臨んだ後半の開始から30秒以内に、中里崇宏からの浮き球を田原廉登に頭で落とされ、福田に今度は左足で決められて2失点目。要所で決められたこれらの失点が響いた。
 
 岐阜は0-2とされたあとに攻勢を強めたが、上野輝人が獲得したPKを田口裕也が決めて1点を返すに留まった。岐阜はこれで4連敗。いちからスタイルを構築し直し、成長を志すと決めた初年度のシーズンではあるが、勝点を獲る試合を増やして選手の自信を深め、成長に繋げないといけない。整備し直すべきところは整備し、天皇杯予選兼岐阜県大会決勝の岐阜聖徳学園大学戦、そしてリーグ戦の次節カターレ富山戦に向かっていきたい。
 
◆岐阜が目覚める前に決着させようとしたYS横浜
 

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