「栃木以上の割り切りがある秋田に甲府の成長を見せ、いつも通りの割合を高めて勝つことができるかの特別な一戦」【2021明治安田生命J2リーグ第14節 甲府対秋田 プレビュー】
2020年5月15日(土曜日)甲府対秋田(14:00 KICK OFF/JITリサイクルインク スタジアム)
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開幕前から伊藤彰監督は「栃木と秋田との4試合は特別な試合」と話していた。並外れた運動量を攻守に活かす割り切りのある戦い方に特徴があるこの2チームとのホーム&アウエーを”コッチも割り切る”試合に指定し、第3節ではホームで対栃木3シーズンぶりの勝利を2-1で挙げて成功。そして、今節は初対戦となる昨季のJ3チャンピオン・秋田をホームに迎える。
その割り切り試合が2試合とも山梨ローカルの地上波で生中継されるのも不思議な巡り合わせだし、栃木戦がYBS山梨放送で秋田戦がUTYテレビ山梨で、解説がともに昨季限りで引退した橋爪勇樹アカデミーコーチというのも縁。栃木戦も秋田戦も橋爪コーチは仕事の前に練習に顔を出して情報収集。元のチームメイトからは「1回練習見ただけで解説できると思うなんて甘い(笑)」と茶々を入れられるのも同じだった。
しかし、同じではないことがある。それは第3節から第14節の間にはチームの成長がある。試合2日前の練習後に伊藤彰監督に「チームの成熟や成長がある中でいつも通りにやっても”やれるんじゃないか”という思いはありませんか?」と聞くと、「それはあるんじゃないですか。いつも通りにやることも必要になるし、それがパワーを出せるところ。違うことをやってパワーを出せないよりも攻撃はしっかりやる。守備については初めての相手だし、相手があることなので対応しないといけない。リアクション。そこはしっかりやらないといとけない」と話した。
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