2020年03月27日 23時19分
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アカデミーか活動自粛中のために西川陽介U-18監督、島根聡一U-18コーチ、津田琢磨U-18コーチ(右)らが連日トップチームのサポートに来ている。3月27日の練習はセットプレーがメインとなったが、4人一組のボール回しで3人(山本英臣、中村亮太朗、中山陸)のグループができると伊藤彰監督(左)の「琢磨、入って」と一言で、津田コーチがそれまでのボール出しから練習参加。
若干、身体が重そうも楽しそうにボールを蹴り、走る津田琢磨U-18コーチ。山本英臣、中村亮太朗、中山陸の3人とボールを蹴った津田コーチに「まだやれる?」と聞くと、「ずっとやっていればできると思うけど、やってないから…。横の動きが特にキツイ。昨日もちょっとやっただけで筋肉痛」と笑っていた。新シーズン、U-18のコーチに抜擢されて意欲高く臨んでいる津田コーチだが、コロナウィルスの影響で出足を挫かれた感じも、トップチームの練習をサポートして得られるものは少なくない。何より、数合わせとはいえトップチームの練習に少し参加するのでも楽しそうな津田コーチの姿を見るとアカデミーでも熱のこもった指導をしてくれることがイメージできる。
セットプレーのB面(背中)。リーグ戦が始まればメンバーや並びがバレるのでセットプレーの撮影はしないが、こんな時だからこそ撮れる写真。
セットプレーの顔が見えるA面。今季は長身の選手が多く、セットプレーは武器になるし、守備では堅さを出せるはずだ。正式加入したハーフナー・マイクの強さも加わり頼もしい。
セットプレーを奥で見つめる伊藤彰監督にピントを合わるつもりが、ハンサム・フェイスガードの今津佑太にピントが合った。メンバーは均等割り気味なので、イエローにもピンクにも長身選手とヘディングが強い選手がいてなかなか点が決まらず引き分け感があった。FKでは内田健太が素晴らしい直接ゴールを決めた。
コロナウィルス蔓延の影響で公式戦がなかなか始まらないが、今季チャンスを掴みかけている若手が公式戦でプレーする姿を早く見たい。静かに燃え続けている荒木翔(右)などは――簡単ではないと思うが――緩むことなく、離脱することなくやり続けており、報われるシーズンにしてほしい。