「町田の土俵では闘って凌ぎ、甲府の土俵にサイドチェンジしてからはFWの質で仕留め、勝つ」【2019明治安田生命J2リーグ 第8節 町田対甲府 プレビュー】
2019年4月7日(日曜日)町田対甲府(15:00 KICK OFF/町田市立陸上競技場)
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「勝手に認定“因縁の対決”」
今季最初の3連戦も今節が最後。開幕から4連勝とスタートダッシュをした琉球がアウェーの試合で勝てなくなって、アウェー全試合が飛行機移動という地理的なハンデキャップが影響しているのではないかと勝手に想像してしまう。昨季J3では圧倒して優勝したのだから関係ないのかもしれないけれど、甲府が”アウェーは全試合飛行機移動です“って言われたら結構しんどい。山梨県が首都圏(山梨県は区切る側によって甲信越だったり、中部だったりもするが、関東の大学のローカル大会である箱根駅伝に出られるし高校野球も大学サッカーも”関東“なので首都圏だと思っている)に在って何が有利かというと、J1でもJ2でも近場に――東京都、神奈川県ほどは近くないが――Jクラブが多く、2時間から4時間のバス移動で行ける近場のアウェーが多いこと。
今節は最も近い町田が相手。伊藤彰監督は、「J1に昇格できれば“どこに勝たないといけない”というのはない」というが――甲府の真のライバルは湘南、松本だと思っているがアッチはJ1なので――今季のJ2リーグにおいて絶対に勝ちたい相手は町田…だと勝手に思っている。去年から傾向は同じだが、ボールを繋いでくる相手にはJ1でも――カップ戦とはいえ――ベスト8なんだからそこそこ以上に戦えたものの、“ザ・J2”というサッカーをしてくる相手は苦手。見下すこともバカにすることもないし、甲府もJ1残留のために”守備的すぎる“と言われ続け、浦和戦では6バックまでやったので結果を出すために最も可能性の高い戦い方を選択するのは当然で尊重もする。
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