「J1相手の試合はリーグ戦とは立ち位置も様相も変わる。このギャプを突いて勝利を掠め取りたい」【2018 天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会4回戦 プレビュー】

前日練習は天皇杯とリーグ戦でメンバーを分けた。先に練習を行った天皇杯メンバーはフィールドの数が16人で、コーチ・通訳だけでなく、上野展裕監督(左)も仮想C大阪の選手としてプレーした。

天皇杯 JFA 第98回全日本サッカー選手権大会 4回戦 甲府対C大阪 甲府先発予想布陣
2018年8月22日(水曜日)甲府対C大阪(19:00 KICK OFF/山梨中銀スタジアム)
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「J1相手の試合はリーグ戦とは立ち位置も様相も変わる。このギャプを突いて勝利を掠め取りたい」
ある選手は「C大阪がナメて来てくれた方が試合に入りやすいと思う」と話したが、それだけC大阪は隙を見つけることが難しい格上。メディアに出ている先発予想ではGKのキム・ジンヒョン、山口蛍、水沼宏太がリーグ戦のメンバーだが、ユン・ジョンファン監督がその数を増やしてくるかもしれない。中2日で首位・広島戦を控えているが、C大阪も主力(柿谷曜一朗、山村和也、ヤン・ドンヒョンら)にケガ人がいて台所事情は楽ではない。
甲府はターンオーバーで臨んだ7月4日のJ2リーグ第18節の金沢戦(1-3●)、7月11日の天皇杯3回戦・清水戦(1-0○)のメンバーが軸になる。天皇杯に向けて試合勘を保つことが目的だった8月12日の東京農業大学とのTM(トレーニングマッチ)の内容がよくなかっただけに――“甲府に勝って欲しい”と思えば思うほど――不安要素は小さくはない。今回出場する選手を信じる気持ちと不安がせめぎ合うが、決論はやってみないと分からないし、やってみての楽しみ。ただ、負ければ楽しくはないので”やるねぇ~“という内容と結果を期待して背中をみんなで押しましょう。”溜息禁止“で。
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