ヴォルティススタジアム

【仙台vs徳島】ベニャートラバイン監督記者会見コメント「もちろん誰よりも勝ちたいと思っていた試合でしたし、チームのみんなも勝ちたいと思っていました。ただ勝点1という事よりも自分たちがどういったプレーを見せたのかそこを見極めなくてはいけない」

■明治安田生命J2リーグ 第22節
6月25日(日)仙台 1-1 徳島(18:03KICK OFF/ユアスタ/10,286人)
得点者:28’ホヨンジュン(仙台)55’杉本太郎(徳島)
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○ベニャートラバイン監督
90分間のうち80分くらいでいい内容と言えるような試合でした。残りの10分間は少し自分たちのコントロールを失いましたが、多くの局面で相手を上回る試合ができたと思いますし、勝つために十分なプレーは見せられたと思います。

Q:後半戦の初戦で勝点1という結果でした。
もちろん誰よりも勝ちたいと思っていた試合でしたし、チームのみんなも勝ちたいと思っていました。ただ勝点1という事よりも自分たちがどういったプレーを見せたのかそこを見極めなくてはいけないと思っています。70~80分くらいは良いコントロールができていた中、残りの10分くらいでは簡単なボールロストから失点してもおかしくないようなミスもありました。それ以外にもポストやクロスバーに当たるシュートや他にも2・3点取れるようなチャンスを作れていたと思います。
先ほども言いましたが、今日の試合を含めて結果よりも自分達のチームの成長度を次の試合に向けてしっかり見てきたいと思います。

Q:山形戦同様にいい形での前進ができていましたし、特に後半はほとんど主導権を握れていました。監督のイメージしているサッカーに近づいてきたのでしょうか?
もちろん自分たちは勝つために日々のトレーニングに励んで戦っています。その中で結果を欲していますが、それよりもチームとして個人としてどういった成長度を見せているかを毎日見ていていい感触を得ています。特にシーズンのスタートから難しい状況の中から一歩一歩レベルアップできていることに満足しています。また若手選手の日々の成長にも目を見張るものがありますし、それを引っ張る経験値のある選手達の振る舞いや日々のトレーニングに向かう姿勢にも満足しています。もちろん山形戦も今日と同様に勝つのに十分なプレーを見せながらも勝てていない事にもどかしさを感じていますし満足していませんが、構築しているグループやチームの成長に関してはいい道を進めている実感しています。

Q:試合展開についても聞かせてください。前半は特にサイドチェンジを多用して崩していました。あらかじめ準備していたものでしょうか?
CB3人のビルドアップに対して3人の脇のポジションでフリーでボールを持ちだせる状況が多くできると試合前から想定していました。特に逆サイドにいる中盤のサイドハーフの選手が中に絞り中間点のようなポジションを取ることもわかっていたので、1つのオプションとして準備していました。サイドには西谷選手や西野選手といった打開できる選手がいるので、そこへのボールの運び方はよくできていましたが、なかなか結果につながらなかったので、次は結果につなげていきたいです。

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