ヴォルティススタジアム

【徳島vs金沢】ベニャートラバイン監督記者会見コメント「クラブ関係者、私、そして何よりも選手たちはサポーターの皆さんに感謝しています」

■明治安田生命J2リーグ 第16節
5月17日(水)徳島 2-0 金沢(19:03KICK OFF/鳴門大塚/3,562人)
得点者:40’森海渡(徳島)65’森海渡(徳島)
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○ベニャートラバイン監督
予想していたようなゲームになったと思います。相手にも能力の高い選手が揃っていましたし、特に前線には我々にとって脅威となる選手がいました。しかし、そのような相手に対しても、我々のチームはしっかり戦えたと思っています。DAZNのインタビューでも申し上げましたが、今日のゲームが特別に目立って良かったわけではなくて、結果が出ていない時も良いゲームはありました。大きく変化しているわけではないのですが、選手たちは日々厳しいトレーニングをしているので、しっかりと表現できているのだと思います。

Q:相手は4-4-2で中盤をダイヤモンドにしてきましたが、戦前に想定していましたか?

金沢は大分戦や長崎戦でダイヤモンドのようなシステムにしていました。内容も悪くなかったので、そのようなシステムで来るのではないかと予想していました。しかも守備の部分ではマンツーマン気味で付いてきます。ボールを受けに行った我々の選手が背中でプレスを受けるような場面もあり、なかなか見え難い相手という難しさを感じていました。ただし我々にも良い選手がいるので、はたくところとスペースに走るところは適切に判断していたと思っています。

Q:今日の試合を見ていたファン・サポーターには、どのような楽しみを与えられたと思いますか?

いろいろなサッカースタイルがある中で、今日のゲームにも楽しめる要素が幾つかあったと思います。見ている人が楽しむには、私はピッチの選手が楽しみながらプレーしていることが一番だと思っています。それプラス、こういうプレーをやりたいのだろうなと見ている人が理解できた時に、目の前の現実が楽しく見えてくるのだと思います。大宮戦や山口戦のように1分近いポゼッションから決めるゴールもありますし、今日のように少ないタッチ数でのゴールもあります。見ている人が、チームが状況を理解してプレーしていることに目を止めてくれれば、プレーの楽しさをより共有できると思います。

Q:ホームでの勝利を待ち望んだファン・サポーターへ一言お願いします。

クラブ関係者、私、そして何よりも選手たちはサポーターの皆さんに感謝しています。悪天候の日にも、ホームでもアウェイでも声を枯らして応援してくれています。自分たちがもう一人多く戦っているような雰囲気はサポーターの人たちが作り出してくれているので本当に感謝しています。彼らに報いるために、今後もしっかり戦っていきます。

Q:クリーンシートでの勝利は今季初めてでした。守備陣への評価を聞かせてください。

失点ゼロで勝てたことは非常に評価できます。特にシステムを変えてから、安部選手、森(昂)選手、石尾選手は良い仕事をしてくれています。そして本来はFWである西谷選手と西野選手が勤めるWBも、守備に安定をもたらすためにハードワークしてくれています。ただ、これもDAZNで言った通り、今日の守備が特別良かったのではなく、前回のゲームとの違いは、今日は最後のCKを跳ね返せましたが、前回は戦っていましたがボールがゴールに入ってしまったとうことです。チームの守備が向上してきたのは今日に始まったことではなく数節続けて表現できています。今後も積み上げながらもっと良くなるように取り組んでいきます。

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