ヴォルティススタジアム

【徳島vs大分】ベニャートラバイン監督記者会見コメント「残酷な時間の失点でしたが、しっかりと顔を上げ全員で次のゲームに向けて準備します」

■明治安田生命J2リーグ 第1節
2月19日(日)徳島 1-2 大分(14:03KICK OFF/鳴門大塚/12,070人)
得点者:50’野村直輝(大分)89’西野太陽(徳島)90+3’宇津元伸弥(大分)
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○ベニャート ラバイン監督

厳しいゲームになることは戦前からわかっていました。プレシーズンの対戦で大分が良いチームだということを認識していましたし、(大分の)昨シーズンの成績やゲームを見てもわかることでした。特にゲームの入りは大分が主導権を持った展開になったと思います。時間の経過とともに、我々も徐々に自分たちのリズムを作り、本当に押し込むだけの、相手ゴール前を横切るビッグチャンスが2度ありました。あそこは決め切りたかった場面でした。
後半はまずまずの入りでしたが先制を許すことになりました。その後はゲームの流れが切れるような交代や際どい判定があり、自分たちの時間を作り辛くなるような展開でしたが、柿谷選手が前を向いてボールを持った時や前線からプレスのスイッチが入った時に相手を押し込むことができ、西野選手の同点ゴールを生んだと思います。ただし、アディショナルタイムで失点しこのような結果になったことはとても残念に思っています。

Q:監督から見て、相手に対する我々のプレスは効果的でしたか?

悪くなかったと思います。特に前半、前からのプレスがはまってショートカウンター気味に大きなチャンスを数回作れました。後半に関しては先ほど申し上げたような要素があり、両チームにとってボールを支配するというゲーム展開にはならなかったので、プレスの良し悪しは見え辛くなっていました。ただ全体を総括すると、悲観的なものではなかったと思います。

Q:失点した原因は相手のプレスによるものだったのですか?

相手も前からプレスを厳しくかけ、さらにアグレッシブに戦ってきたので、我々はパスコースを探す、または迷うような場面がありました。失点に関しては映像を見て分析し、それからコメントしたいと思います。

Q:初采配は残念な結果に終わりましたが、サポーターと共に戦った開幕戦でしたね。

私を含め、今日は全員が勝ちたいと思っていたゲームでした。サポーターの皆さんもそれは同じだったと思います。スタジアムに着いた時からサポーターの声援が聞こえ、言葉にならないような感情になりましたし、その人たちのために何としても勝ちたかったです。今日は残念な結果になりましたが、私たちはまた明日から勝つために準備を始めます。ですからサポーターの皆さんも今日のような心強い声援を、引き続きチームへ送ってもらえると嬉しいです。

Q:今後の41試合に向けてコメントをお願いします。

この結果を喜んでいる人は誰もいません。悔しさが残る敗戦でした。しかし重要なことは、自分たちが目指すものはまだ先にあるということです。戦いはこれから続いていきます。明日、顔を上げてグラウンドへ戻って来てほしいと私は先ほど選手たちに伝えました。残酷な時間帯での失点でしたが、しっかりと顔を上げ全員で次のゲームに向けて準備します。

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